林:99 1/2は?
KOHEY:あれは、だからバックバンドがやりたくて始めて。本当にたくさんのシンガーのバックをやらせてもらって一段落ついちゃってるんですよね。
林:今後じゃあ、活動の予定は?
KOHEY:P.Jから電話があれば。
林:P.Jはこの辺りをよくウロウロしてるよ。
KOHEY:いやいや、いろんな所ウロウロしてるんだけど、家に電話してこないんですよ。(笑)
林:ここで、張ってれば多分会うと思うよ。俺、一週間に二回は見かけるよ。(笑)なんか、ここ通ってるんだよね
KOHEY:アポロでも歌ってくれた玲葉奈とか、「吉祥寺でP.Jにしょっちゅう会うよ」って言って、なんで、みんなしょっちゅう会うよって言うんだけど、僕だけ会わない。何で会わないんだろうって(笑)
少し前に電話で話たんだけど、またいつでもやろうよって。電話してよって。
林:じゃあP.J次第?また見たいよね、かっこいいと思うし。
KOHEY:うん。
林:後一つは麗蘭。
KOHEY:麗蘭。はい。
林:麗蘭はどうなるのでしょうか?
KOHEY:これはどうなるんでしょうか?そもそも、麗蘭って、自分でもびっくりするぐらい、どうなるか分からないっていうか、だから、だいたい、
スライダーズ以外でいろんなユニットやったりレコーディング行ったりしてても着地点が見えてないと僕ってなかなか飛ばないんですよ。でも、麗蘭ってもう、全然見えない。麗蘭だけは。
本当に見えない。で、飛んじゃうのが麗蘭なんですよ。
林:着地点が見えないで飛んじゃう?
KOHEY:そう。それで、わっ、こんな所に落ちちゃったよチャボさんって、イェーイってやっちゃうのが(笑)うん。
林:じゃあ、ある意味ではチャボさんと一緒に手をつないで飛ぶ事に快感を得てるっていうなんか、そんな感じだよね。(笑)
KOHEY:うん。そういう物があるかもしれない。だから計算できないんですよね。もちろん作業的にここまでにどうのっていう、そういう日にち的なものとかはね、もちろんコントロールしなければいけないし、できるけども。どういう方向に行くのかとかは見えないけど飛んじゃうんですよね
チャボさんと一緒だしって感じで。
林:じゃあ、今後も分からないんだねー
KOHEY:分からない(笑)元々、チャボさんと一緒に何が出来るのかなって始めたユニットで。本当に自由にやらせてもらってるし、麗蘭はね。僕の今の音楽の活動の中では一番ロマンチックな物ですよね
現実味ないんですよ麗蘭は。(笑)
林:じゃあ、でも、今後はアポロは長期的な、一つのライフワークみたいなものなのかな?
KOHEY:そうですねー、バババッと作ってババッとライブやってバッと終わりたくない感じがあるんですよね。ちょっとじっくりやりたいっていう。
林:それはやっぱり自分の今度一番やりたい音楽だからかな?
KOHEY:建さんとのコラボレーションも刺激的なんだと思うんですよ自分の中では。
林:なるほどね。
KOHEY:アポロでした初めての経験っていうのが、僕と建さんと曲を作ったものを、10代の子とかが唄う訳じゃないですか。
そこにはやっぱりすごい世代の開きがあるわけで。
もう一人のギターリストも23、シンガーは二十歳ちょっと過ぎたくらい。で、自分たち、例えば僕から出た言葉とかが若い世代の声に乗る。そのなんか、新鮮な聞こえ方の感じってのは、なかなか面白いんですよ。
林:へー。
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