2002.4.8 土屋公平インタビュー PART-2
林:じゃあ、そのスライダーズのリキッドの話しはおいておいて、今の話しをしたいんだけど。正式にはあのバンドは、ユニットはなんていう名前なの?
KOHEY:Apollo
& Bump School
林:Bump School?学校っていう意味のSchool?
KOHEY:Schoolっていう意味は、流儀っていうようなね。
林:流儀?なになに流儀みたいな?
KOHEY:俺流みたいな。ヒップホップの世界では、オールドスクールっていうと、昔カタギっていうのとか意味があったりするんですけど、その何々流みたいな感じ。
アポロっていうのは、自分の中では太陽神であり、その音楽的な象徴であり、後、アポロっていう響きがブラックミュージックの殿堂感が感じられて、気持ちがいい響きという。
バンプはやっぱり僕たちが高校生の頃おきてたダンスのBumpの意味。
林:へー命名は自分でしたの?
KOHEY:はい。
林:吉田建さんと二人のユニットって事でしょ?
KOHEY:吉田建さんと二人というか、そうですね。まだはっきりした形っていうのかな、とりあえず、僕と建さんがひっぱってっていう感じなんですけどね。
林:あの、いわゆる99 1/2とはまた全然違う形なんでしょ?
KOHEY:うん。違うんですよ。
林:99 1/2っていうのは俺が認識している所では最強のバックバンド。
KOHEY:はい。あれはバックバンド。
林:今度のはバックバンドではなくて?
KOHEY:その、ファンクユニット。(笑)ゆうならば。
林:ボーカリストがいるわけじゃない。で、そのボーカリストが今の所まだ見つかってないっていう?
KOHEY:うん。僕はもっとたくさんの人とやってみて、というふうに思っているんですけど。
林:でも、ゆくゆくは固定したメンバーで?
KOHEY:もちろんそうです。
林:あの、渋谷で見させてもらったんだけど、俺の個人的な意見を言うと、スライダーズでの公平でもないし、99
1/2の公平でもないし、麗蘭の公平でもない、やっぱり新しい公平だなみたいな、
それは俺からすると裸になってんのかなって感じがすごく受けたんだけどそれだけ、鎧をつけないでやってるなって。
やってる音楽も元々自分が一番やりたかった音楽なのかな〜とか思ったりして。
素の公平が見れたかな〜みたいな。すごく楽しかったんだけど俺としては。
KOHEY:そうですね。
林:このユニットにいる自分っていうのやっぱり他とは全然違うと思うんだけど?意識的にはどんな感じ?
KOHEY:吉田建さんっていう、僕の尊敬するベースプレイヤーでありプロデユーサーが一緒にいる訳じゃないですか、本当に勉強にもなるし、今までは全部自分がバンマスで仕切ってた所が建さんもたくさん。
もちろん、建さんと僕の両輪で引っ張っていくって感じですけど、刺激的ですよ。曲も一緒に作ったりして
林:今、一番、本来一番、公平がやりたい音楽なんでしょ?
KOHEY:そうですね。
林:今後は?ボーカルを見つけて?
KOHEY:アポロは焦らずにジワジワ、思考錯誤しながら形にできたらと思ってるんですけど。
林:長期戦の構えで?
KOHEY:そうですね。そうなるでしょうね。
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