KOHEY:うーん。来んなって言わなかったっけ。みたいな感じで。(笑)
うん。後、やっぱりサイドのモニター。
林:あ〜だよね。
KOHEY:うん。
それが、遮られたりすると。
だから、一瞬音が変わるじゃない。
林:うんうん。
KOHEY:そうすると、気分変わっちゃうんだよね。
林:あ〜
KOHEY:うん。
林:まーでも、ある時期からさ、大介。大介って結構さー、動き回って撮ってたじゃない。
そういうの認識できちゃう、OKになれちゃう時期があったの?
KOHEY:まーそのー。ま、気持ち的に心を許せる相手っていうか、一緒に飲んだり、話したりとかして。
「こんな感じで撮りたいと思ってるんだ。」とかっていう話とか聞くと。協力的になるじゃないですか。
それと、やっぱり、まーそのー、演奏する環境が、自分でもっと、よりいい音で整えられるようになってきたという所で、余裕も出てきたんじゃないかな。
林:なるほどね。
KOHEY:始めの頃はやっぱりモニターバランスも悪い、演奏している状況もバタバタ、バタバタしてて、ちゃんとセッティングされてない中でガッと音変えられたりすると、もうそれはやれない。うん。
林:だよね。
KOHEY:うん。だからうん。そんな事もあったと思います。(笑)すみませんでした。(笑)
林:(笑)いや、俺は被害こうむってないからさ。
でも、やっぱり、初期の頃はテレビクルーも、そういうの分からないでね。入ってきちゃうからさ。
それは、絶対にミュージシャン側は嫌だろうと思うもの。
KOHEY:あれ、ファインダー覗いてると距離感とか分からなくなるんじゃないかな?
林:そうそう。
KOHEY:こうねー、弾いてるとね。ここまで(ギターのネックのすぐ側)きてる(笑)
林:特にね、それがいい画なのよ。
KOHEY:だから、いい、いい、ってぐ〜ってきちゃう。
林:そうそう、知らない人はね、寄ってっちゃうんだよね。
逆にさ、寄ってこられて嬉しいミュージシャンもいるんだよね。不思議と。
KOHEY:うーん。
林:だけどスライダーズはやっぱ違うわな。
まーでも、そんな中で、大介にしても伊作にしても俺にしてもそういう、スライダーズの映像をちゃんと撮れてきたっていう。ある意味では信頼関係があって。
KOHEY:そうだね。
林:俺達にとっても誇りでもあるんだよね。
KOHEY:本当に、だからあのーカメラ回されるのは、本当に嫌な物だったんだけど、やっぱり伊作ちゃん大ちゃん林くんの3人に撮ってもらってるのは全然嫌じゃなかったもんね。
むしろこう、なんて言うのかな、良い緊張感があって。
林:なるほどね。まーそんなような関係があって、それで麗蘭の時、さらに違う形で会って。それで今に至るって感じなんだけど。
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