W DVDの中に各地のドキュメントがいろいろ入って、まあこういったいろんなことは記憶にあると思うんですけど、なんかそれぞれここはこういうところは印象に残っているなというのがなんかあったら…
C 一つは京都っていうのはあるけどね。
K 磔磔はありますよね。
C うん、やっぱり麗蘭っていうのは京都から始まったみたいなところがあって林くんとも出会ったのも京都の街だしとかさ麗蘭ってなんか京都の匂いがあるし、一つはさっき言った年末のね京都の景色もそうだけど。
K あと、ツアーじゃないけれども、今回の2人の麗蘭においての大きなフックがね京都駅の大階段。
C あっ!駅ビルのな。そうそうそう。
K あれはなかなか、時間も短かったけど…
C 夏ね。それも、たまたま京都だけど。駅ビルでのライブをやって林くんが来てくれて、撮ってもらったあれは今回のDVDの中の景色としてもちょっと大きいね。麗蘭にとっても大きい日だったんだけど、自分たちのおかれてる何かをこう突きつけられる場所だったから、お客さんが50人、3人だったらどうしようとかってね、そういう不安とかで出たときのね、まずあれだけの人数ね。ま、タダだったからってジョークで言ってたけどDVDのインタビューの時に。それにしてもあの人数嬉しいよね。
 
 
 
K CHABOさんとたくさんの場所で、いろんな環境で、いろいろやったわけじゃないですか。
C やったねえ。
K で、あの場所っていうのは、ちょっと今までにない…
C あれはちょっと大きかったね。いろんな意味で。
K 2人が立つ場所としてはかなり特別でしたよね。
C しかもその終わった感触がなんかこう、パッカ〜ンみたいな、オォみたいな。しかもそれを林くんが映像に納めてくれた。あの景色をね。
K バンドなしでよくやれましたね。
C カラオケな。よくやってるよね。映像見て改めて思ったよ。
K 映像っていうかねえ、うーん、こんなとこって言ったら変なんだけど、こういうとこで2人で立って歌っ…
C たんだって。
K ちゃったんだな。っていう。
C (笑)もうやれないかもしれない。
K 当日僕ら結構夢中でやってたから解らなかったけど、特にあのバックショットなんかはなかなか…
C しかも夏のなんか景色、質感ね、しかも野外だよね。あと諸々、札幌の冬景色とかね。やっぱり一年の時間というかさあ、なんかツアーってやっぱいろんなところ行くから全体とおして作品観させてもらうと思うよね。
  ああそうそう、寒かったなとかさあ、ああいうとこ行ったなとか。
  やっぱりそれと、まずは公平との関係の久しぶりのツアーなんだな、ということを思うわけだけど。メンバーのことや、お客さんがこんなに盛り上がってくれてたんだとかさあ、そういうことをあらためて感じるわけでしょう? それとやっぱり林くんとも13年の付合いがあるっていうかさあ、林くんとの関係性をその映像に感じるんだよね。
  苦手な俺たちを林くんはここまでカメラ持ち込んでるんだとかさあ。撮影、大丈夫になってんだ俺たちはとかさあ。自分たちと共に俺たちを撮ってくれてる林くんとか、ライブ撮ってくれたカメラマン、大ちゃん<夏野大介>とか石原くんとかそういう関係性、あるいは新しく入った新人のカメラマンと俺たちやれてるようになったんだとかさあ。 そんなことを思ったりもする。
W あの、凄い単純な、僕の疑問点があって、自分たちがやっててライブでその場で立ってて、例えば今回のメインのステージは名古屋だったんですけどDVD。自分たち2人が立ってやってる感じと、その映像に映ってる感じっていうかまあその客席の雰囲気だったり、ステージ上の空気感だったりみたいなものっていうのはかなりギャップがあるもんなんですか?
C これはどう?
K うーん、ギャップ…。 ステージに上がったらやることはもう決まってるんですよ。僕の。あの立場というか、立ち位置的には。
  で、確実にそれをやりたい、自分でハードルの高さ決めたところは絶対飛びたいっていう、感じなんで。例えばその日のお客さんによってとか、そのシチュエーションによって、それが僕がやんなきゃいけないことが大きく変わることっていうのはあんまりないかなあ。ギャップっていうのはちょっとよく解らないけど。
W あの、というかつまり名古屋のね、あの日にポイントをおくと、自分が名古屋のあのクリスマスの日にステージに立ってる感じと客観的にその映像を観た時の感じとのギャップっていうのは?
K ああ、その勿論CHABOさんがお客さんに向かって歌ってる表情は僕のところから見えないわけだし、それが観れるっていうのがまずそのギャップというかどうかわからないけど一つ大きなこと。後、ステージでその時その時でステージで思ってること、僕が思ったりやってることっていうのは映像からは、もう本当何パーセントしか伝わってこない。それは当たり前かもしれないけど、まあそれも含めて何か、この日のライブはこうだったんだなっていうことはね、映像からはなかなか僕はわからないかなあ。
  やっぱり、本番でやってることがあまりに多い、たくさん思うこともあるし感じることもある。
C これ、公平言ってるっていうのは、そのギャップっていうニュアンスの話じゃないんだ?。
K どうなんだろうね?ギャップっていうのがよく解らないんだけど。
W えーとねえ、なんて言ったらいいのかなあ、例えば映像っていうのは、そのクリスマスの日のあの3時間を切り撮って、まあある部分切り撮っているじゃないですか。それがいかにそのライブの現場にいて、もちろん観ている人たちもそうなんだけど、やってる人たちも、あの映像と、あこれ、なんかこんな雰囲気じゃなかったのにもっとなんか客席盛り上がってたよなとか
  なんか…
K そういうことないよ。その演奏している時と映像を観る時っていうのはもう全く違う世界ですよ。多分。だから映像観て、ああこの日はこうだったんだっていうことはあまり感じないのかなあ。むしろその日はどうだったのかを映像で、いろんなシチュエーションが観れて思い出すこと、その映像でまた呼び起こされることはあるけど。また別のものだと。
 
 
C 今の林くんの質問ね。、えーと俺答えるとすればねえ、名古屋ノリは良かったの。
  俺たちのツアーの中では、お客さんのリアクション良くて、なかなかホットなライブだったんです。
  今の質問からするとね、ずれは少ない。なかなかねえ映像にしてもらった時にずれちゃう、“こんなだったかよ”なんて場合もあるんだよ。
  今回はねえ、さっき言ったいろんな編集の技とかね、なかなか現場の臨場感というのは後で観ると“本当にこういう感じだった?”っていうのはいいも悪いもありがちなんだけど今回に関してはねとても近いと思う。
 
  俺は自分がステージで感じてた今日の雰囲気ってあるでしょ、それは感触残ってるよね。それは今回の作品はね、とても近いと思った。それはとても良かった。それはお客さんの歓声の音も映像も両方含めてその作り方で変わっちゃうよね。
 
  だから 、それがねえとても自分の印象として近いものになってんの。俺の感触としては。
K 多分CHABOさんの位置っていうのは、歌って弾いて、その会場自体を把握してないといけないし、連れてったり戻したりしないといけない…
C これはおもしろいことちょっと話してるかもしれない。
K だから凄くその日の会場その日の会場っていうものをやっぱ把握しているんですよねきっとね。
C そうなのかなあ。
K そういわれてみると僕って全然把握してないな
C 違うんだよ公平はね、まず俺がねえどうなっちゃうか心配で、俺をチェックしてなきゃなんないでしょ(笑)。それとバンドをグルーヴさせなきゃいけない。で、林くんの今の質問に関して俺は簡単に答えちゃえばそのギャップはなかったというのが答えの一つなんだけど…
 
K そうか、そういうことだね。すいませんでした。
C ただ、こういうことはあんの。違う角度からのギャップみたいなことからすると、俺たちっていうのは自分らも含めてすべてのステージ立つやつっていうのは自分の生は永遠に見れないわけでね、生っていうか自分の姿 はね。
 
  それはこういうことでDVDを後で見ることで向き合うわけじゃない。
  それに対するライブ、ギャップっていうのはねいろいろあるもんで俺はこんなに年とったのかっていうギャップもあるかもしれない。あるいは意外とここは若いじゃねえかとかさあ。こんな風に弾いてるつもりだったのがこんな弾き方なのかよとか。いいも悪いも両方。さっきのその年齢的な突きつけられるものも。なんだ俺若いつもりでしたのがこんなおやじかよとかさあ、逆もあるんだよ。あ、意外と若々しいじぇねえかとかさ、そういうことのギャップはねえ、プラスマイナスゼロぐらいかなあ。
 
 
 
  あったりなかったり、いい悪いからすると。それは突きつけられるもんだよね。でそれはポジティブに、でもなんとかやってんじゃねえかっていうことで収めたくなるもんだけど。ギャップってことに関してはそういうニュアンス。さっきの公平の答えもおもしろい。
 
W で、具体的にいうとジャンプの高さ、飛んでる感じと…
C これは出た。もっとだめだと思ったのにあんなに飛んでるとはねえ。うそ、あんなもんかよみたいな。(笑)
W 飛んでる感じと観た感じでは高さが…
C ショック。2メートルぐらい行ってるのかと思った。
K あのでもねえ、やっぱりステージ上だと、CHABOさんジャンプするあたりになるとねもう毎回やっぱ僕らもハイになってるわけですよ。
C 公平に飛ばされてるんだもん。
K で、僕が思ったのは、
C 笑いたいから。
K (笑)違う。CHABOさんのその飛距離というかね、
C 飛距離!
K 飛んでる時間、
C うれしいなあ。
K これがねえもっと長いと思ってたんですよ。
C ハハハ。あれ?あんなもんかよ。(笑)
K 飛んだと思ったら着地してる。
C 二度と飛ばない。(笑)あの今度ね、跳び箱のなんか踏み台みたいの置いといて。で骨折。(笑)
K 踏切板。
C (笑)着地で。
W まあ、でもあれなんか僕あのそのジャンプっていう…
C あれおもしろかったねでも。最後のねえ、お客さんへのボーナス。
K 良かった。
W あれがある意味でその凄いライブだなあって感じがして
C 林、馬鹿にしてんじゃん。(笑)
K (笑)
W その日のテンションによって全然飛び方が違うじゃないですか。
C あ、そうか。
K うーん、それに今日はどれくらい出るかなみたいな楽しみもね。
C (笑)俺ね、ドーピングしようかと思って。
K (笑)
C 何でもいいから飲んじゃえって、距離出したいから。(笑)まあでもある種の目安かもしれないね、気分悪くステージ、エンディング迎えたらああいうことは出来ないはず。
 
K うん。
C 例えば、なんかああいうことって、お客さんの為にだけに仕事だから、みたいなことであんなこと出来ないからさあ。
  自分も楽しんで、なんていうのある種のそういうタッチで終わってないとね。公平だって俺に言えないはずだしさあ。
  なんか重々しいステージやった後にねえ、......
K それは出来ないでしょう。
C 「CHABOさん飛んでよ。」とは言えないでしょ?
K (笑)言えない。
C 何言ってんだおまえ!みたいな(笑)
W いやだけどライブAIDのあのピート・タウンゼント観たら飛んでますね。(笑)
C ピートはねえ、あれねえきっとなんかトランポリンかなんか舞台の下に埋めてんじゃないの?(笑)飛んでるね。すいません。


戻る

ご意見、質問などお便りの宛先は
whoop@whoop.co.jp
までドーゾ