H 最後になっちゃうけど、KYON今、元ちとせさんのツアーもちょっとあるんだけど、
K もうすぐ終わりです、はい。
H これからの活動は?
K うーん。
H ごめんね、ソロのこと全然聞いてなかったんだけどさ、ソロアルバムって過去何枚出てるんだっけ?
K うんと、今日言うた話の中では、一度、Doctorっていうバンドをやってた時に、
録った音源があるのを一度アナログで出したことがあって。
その次に、KYONっていう名義で「6210 in my house」、これは(アゲント)コンシピオから出したソロが一枚。
H それが、佐野さんの曲とか入ってんだよね。
K そうです。佐野元春作詞。
H だよね。
K うん。で、一緒にラップやったりして。それが普通に、純然とした、いわゆるソロアルバムなんで。
それで、まぁ、自分の中ではそれと、BLACK BOTTOM(BRASS BAND)と一緒にやってた、
KYON & BLACK BOTTOM BRASS BANDっていう名義では2枚。
これは割とソロプロジェクト、自分のプロジェクトに近い気持ちでやってる。
それと、さっきのロシナンテの。あれは一応、名義がKYONの名義で、ソロとして発表はしている。
H うんうん。
K それともう1枚は、あのぉ、これちょっと何て言うんですかね、パック物なんやけど、
小笠原の、6枚組の小笠原のCDがあって、環境のが一枚になってたり。要するに、ジャングルとか…
H 波の音だけとか。
K 波の音だけとか、海の中のクジラの声だけとか、海岸のビーチだとか、山の鳥の声とか。
H うんうん。
K そういうのが、こうなってて、僕はその内の一枚の小笠原民謡を、今風にというか、現代風にというか。
H へー。
K アレンジして、山下久美(子)ちゃんとか、色んな人と唄って、というのは、もう完全に僕のソロ名義として。
これは密かにですけどね。
H へー。
K それも作って。ここ5年くらいは一応、一年に一枚位のペースで、今年はそういうのはなかったけど。
去年までは、あ、ロシナンテ今年でしたっけ?
H 去年。
K 去年ですよね。だからまぁ、去年までは一年に一枚以上はそういう形のものをやってて。
H ふーん。
K だから、すっごいソロ名義の何か、また面白いのをそろそろやらなあかんなとは、やってみたいなと思いつつ。
H まだ具体的には全然?
K そうですね。
H でも、曲はもう随分と自分の中である?
K うん、やってみたい感じの曲は。
H ふーん。そうですか。
今度、じゃあ、KYONと会えるのは、ひょっとしたらHARRYのライブかな、って感じだよね。(笑)
K そうですね。
H あとは佐野さんは、来年?
K レコーディングと…
H あ、まだレコーディング残ってるんだっけ。(笑)
K うん、まだこれから来年。でも春には一応ツアーをね。
H ねぇ、あるよね。
K 春っていうか、まぁ、夏っていうか、やるので。
まぁ、ブッキングが始まってます。(笑)
H うーん。
K それがあって。あとは何やろう…
H 山弦とやってたよね、何かちょろっとね。
K うん。九州限定。
H へへへ。(笑)あれも楽しそうだったよ。見に行けなかったけど。
K すごいっすよ、本当。あと、ピアノマンナイトっていうのをずっと…
H ああ、何か、(西本)明が…
K うん、明も一緒やし。そこから明もね、ソロなんかも始まったし。
H あ、本当。
いやいやいや、僕は個人的には、KYONにはずっと興味を持っているので、色んな所で会うと思いますけど。
K はい。こちらこそ宜しくお願いします。
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