いよいよPART2後半です。
2001.5.31 軽井沢万平ホテルにて
林:それで、チャボさん映像苦手じゃないですか。
CHABO:得意!
林:(笑)それが最近はかなり克服された
CHABO:もう映像大得意!(笑)。
まぁ克服はされてないけど、それはたまたま林くんだからこんなかんじでやらせてもらっているだけで、まさか得意じゃないし、もっと言えば決して好きでもないです、やっぱり。
だけどプロモーションフィルムとかも含めて(映像に)意味があることも勿論感じるし。林くんとのカメラがあってだけの付き合いじゃなくて、10年前から旅も一緒にしたりとか、そういうことから俺は林くんとなら是非っていう発想です。
林:人のは見るの好きなんですよね?
CHABO:そりゃそうなの。君が作ってる元春くんのも見たいしね。(笑)
人のは見る。
林:自分が映ってる映像はどうなんですか?
CHABO:えっとね、半々かな。
すんごい無邪気にわ〜嬉しいなって見るのと、あんなこと言っちゃったとかね、あんな演奏しちゃったとか思っちゃう方だから。
それは半々。嬉しいのとね。
林:でも、毎回ステージのあとは映像見るんですよね?
CHABO:それはチェックだもん。
林:チェックなんですか。
CHABO:それはもうチェック、90何パーセントは。
林:そうなんですか。
CHABO:自分の演奏って一生見れないわけだから、それに近い何かをチェックしたいっていう。
林:過去の自分の映像の中で好きなものをあげるとしたら?
CHABO:それはね、それぞれ好き。
林くんと一緒に作らせてもらったのはね、それぞれその時のタッチが思い浮かんだりね。
相当なその時の自分のタッチでやってるはずだから、その日の朝から今日は林にどういうことやらされるんだろとか(笑)、自分に出来んのかとか、毎回思ってやってるはずだから。
いろんな思いが一本一本にある。
海辺のプールでやったものや、最初の一本目は一本目で思いがあったり、クリスマスのモノクロのものとか、全部ある、それは。
どれが一番っていうのはね、、N.Y.のもあるし、、自分の子供みたいなものだから、林くんと産み出したね。
それは自分の曲と同じように。
林:でもやっぱり一番最近に近いものは、思い出にはまだなってないから、レアなかんじがあるじゃないですか?
CHABO:そうだね。最新作がやっぱり一番嬉しいっていうのはあるんじゃないかな、曲もそうだけど。近ければ近い程、今の自分に、タッチがね。
顔つき自体もそうかもしれないし、10年前の顔と違うわけだし、皺や白髪の数も違うかもしれないしとかさ。
林:いや、変わってないですよ、チャボさん。
CHABO:いや、変わってる(笑)。
そういうことからすると、一番最近のものが一番自分に近いから見やすいのかもしれない。
林:う-ん。
CHABO:ニューヨークのも好きだしね、シカゴのも好きだしさ。
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